JCB EITカードは、JCBというブランドが独自に発行しているプロパーカードの一種です。
プロパーカードの中では珍しく、年会費が無料であるという特徴を持っており、作りやすさが重視されているありがたいカード。
“エイト”というその名前にも象徴されている通り、8種類のメリットが存在するカードなのですが、特に海外旅行保険に関しては右に出るものがいないほどの手厚い内容となっているんです♪
今回の記事では、このJCB EITカードのメリットと意外なデメリットをご紹介します。
JCB EITカードの基本スペック
まずはJCB EITカードの基本スペックを紹介して行きます^ ^
その他のクレジットカードと比較をする場合、まずはこちらを参考にしてください。
名称 | JCB EITカード |
---|---|
入会基準 | 満18歳以上 |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB |
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1% |
キャッシング枠 | あり |
国内旅行保険 | なし |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
盗難補償 | あり |
電子マネーチャージ | ポイント対象外 |
JCB EITカードの年会費は??
JCBカードは年会費が永年無料です。
サブカードとしてJCB EITカードをもつ場合や、初めてのクレジットカードにJCB EITカード選ぶ場合、この年会費が永年無料であるということは非常に重要なポイントになります。
年会費がかからないということは、カードを持つということに対するリスクが少なくなるので、もしカードを作った後で「失敗した」と感じた場合も、わざわざ解約をするのではなく、そのカードを持ち続けることもできるからです。
ランニングコストは一切かからないので、安心してくださいね。
JCB EITカードで貯まるポイントは??
JCB EITカードは利用するごとにOkiDokiポイントというポイントが貯まります。
OkiDokiポイントは、JCBのプロパーカード利用することによって貯まるポイントで、JCBの会員専用Webサイトで残高を確認することができます。
このポイントの交換先は非常に幅広く、アマゾンで買い物した際に使用したり、Tポイントとして使用したり、スターバックスカードにチャージしたり、商品券や電子マネーに交換したりすることができます。
ポイント名 | Oki Dokiポイント数 | 移行先ポイント数 | 1Pの価値 |
---|---|---|---|
nanacoポイント | 200P | 1,000P | 5円相当 |
WAONポイント | 200P | 1,000P | 5円相当 |
ビックポイント | 200P | 1,000P | 5円相当 |
ベルメゾンポイント | 200P | 1,000P | 5円相当 |
スターバックスカードチャージ | 200P | 1,000P | 5円相当 |
dポイント | 200P | 800P | 4円相当 |
au WALLETポイント | 200P | 800P | 4円相当 |
楽天スーパーポイント | 200P | 800P | 4円相当 |
Tポイント | 500P | 2,000P | 4円相当 |
Amazon | 1P | 3.5円相当 | 3.5円相当 |
楽天Edy | 500P | 1,500P | 3円相当 |
JALマイル | 500P | 1,500mile | 3円相当 |
ANAマイル | 500P | 1,500mile | 3円相当 |
また、JCBの会員専用Webサイトからも、ビールや家電製品、お肉や旅行券などと引き換えることも可能ですよ。
さらに、ポイント優待サイトであるOkiDokiランドを経由してインターネットショッピングをすることによって、OkiDokiポイントが貯まりやすくなります。
もともとその他のJCBカードに比べてJCB EITカードはポイント還元率が倍になっているため、表示されている数字+1倍のポイントがたまる仕組みになっています。
つまり、10倍と書かれていれば11倍、20倍と書かれていれば21倍なんです。
JCB EITカードの還元率は??
JCB EITカードは、1000円につきOkiDokiポイントが2ポイントずつ貯まっていきます。
よって、還元率は1%。
年会費無料のクレジットカードの中で、還元率が1%というのはありがたいですよね♪
しかも、このポイントは1回の買い物につき1000円で2ポイントというわけではなく、1ヶ月の合計金額に対して1000円につき2ポイント付与されるという形になっています。
例えば「900円しか使わなかったのでポイントの足しにならない」などといったことはありません。
最高でも月間999円しか無駄にならない親切設定になっています。
ETCカードや家族カードは??
JCB EITカードを1枚持っていると、そこから派生するETCカードや家族カードをすべて無料で追加することができます。
また、申し込み当初にQUICPayありの種類のデザインで申し込めば、無料でQUICPayのサービスも利用することができますよ♪
JCB EITカードのメリット
JCB EITカードは、その名前からもわかるように、8種類のメリットがあります。1つずつ見ていきましょう。
年会費がかからない
先ほども言いましが、年会費が永年無料というのはとても大きなメリットです。
JCBという信頼あるブランドのプロパーカードで、なおかつポイント還元率は他の方に比べて2倍というお得な設定なので、賢くクレジットカードを使いたい方にとっては、非常にお得なカードだといえるでしょう。
ポイント還元率が2倍!!
JCB EITカードは、通常のJCBカードに比べてポイント還元率が2倍です。
何に使用したとしても、OkiDokiポイントが1000円につき通常であれば1ポイントしか貯まらないところが2ポイント貯まります。
年会費無料と合わせて、これはお得な設定です♪
2000万円までの海外損害保険
個人的に一番のメリットは付帯保険だと思います。
JCB EITカードは年会費無料のクレジットカードの中では最高レベルの海外旅行保険の補償内容です。
利用付帯ではなく自動付帯で補償限度額が2000万円というのは、年会費無料のクレジットカードの中ではこれ以上のものがないといえます!!
例えば、楽天カードは補償限度額が2000万円ですが、付帯条件は利用付帯。(決済に楽天カードを使用しなければならない)。
他のカードは、海外旅行保険自体がついていなかったり、過去に廃止されていたりしますので海外旅行に頻繁に行く方であれば、JCB EITをサブカードとして持っておくのもいいですね。
と、いうか確実に作成しておきましょう!!
100万円までのショッピングガード
JCB EITカードには、「ショッピングガード保険」もついています。カードを利用して購入した商品が壊れたり盗まれたりした場合、買い物に使用した金額が保障されるというシステムです。
限度額は100万円になります。
リボ払いの初回手数料無料
JCB EITカードは、リボ払い専用のカードです。そのため、毎月リボ払いの手数料がかかります。
しかし、JCB EITカードであれば初月の手数料が無料になります。
WEB明細サービス
JCB EITカードは、毎月郵送で送られてくる明細書に代わってWEBで確認することができるWEB明細サービスに対応しています。
JCBの会員専用ページに登録することによって、郵送よりも早く利用代金の明細を確認することができます。
e安心制度
e案心制度は、万が一ネットショッピングで不正利用にあった場合の損害を補償する制度です。
身に覚えのない請求が行われた場合、状況を調査して適用条件に合致すれば、その請求を取り消すことができます。
デザインが選べておしゃれ
JCB EITカードは、6種類のおしゃれなデザインの中から好きなものを選ぶことができます。
その内、クイックペイの機能がついているのが3種類、クイックペイの機能がついてないものが3種類です。
シックなブラックやステッチ、オシャレなチェックやストライプ、EITというロゴが入ったシンプルなもの、可愛らしいドット柄など個性豊かなデザインが揃っていますよ♪
JCB EITカードのデメリット
これだけ様々な特典を持っているJCB EITカードですが、やはりデメリットも存在します。
リボ払い専用カードである
JCB EITカードは、リボ払い専用のカードです。
リボ払いのメリットとしては、毎月同じ額が引き落とされるので、資金管理がしやすいということがありますが、単純に支払われるお金のことだけを考えると、リボ払いというのは借金に近いシステムです。
つまり利息が発生するので、支払う金額が結果的には増えてしまいます。
また、高額な買い物をすれば1回づつの支払額が少ないものの、支払期間の長期化に繋がります。
管理のしやすさを求めて、あえてリボ払いを選ぶという場合以外は、あまり選ばれることのない支払方法です。
しかし、このデメリットは簡単に解消することができます。
というのも、入会した後でJCBの会員専用会サイトにログインして、支払方法の変更をすればオッケーです。
リボ払い専用カードと言われていますが、簡単に全額払いに切り替えることができますよ。
この方法を使用することによって、リボ払い専用カードだからこそ受けられる特典を、通常のカードと同じ支払方法で受けることができます。
なので、個人的にはリボ払い専用カードといってもあまり気にしなくていいと思いますね♪
JCBブランドしか使えない
JCB EITカードは、JCBが直接発行しているプロパーカードです。
そのため、VISAやMasterCard、ダイナーズクラブなどといった国際ブランドでは発行できません。
ただ、年会費無料ということも含めて考えるとリスクはありませんで、とりあえずJCB EITを作成して、どうしても他のブランドのクレジットカードが欲しい場合はそちらも作成しましょう。
2枚持ちにするのがベストです。
JCB EITカードのまとめ
このように、JCB EITカードは、リボ払い専用というデメリットはありますが…
- ポイント2倍
- 最高レベルの海外旅行保険
- オシャレなカードデザイン
- 年会費が永年無料
などなどさまざまなメリットを享受することができます。
断然メリットの方が多いです。
そして、リボ払いという支払方法はJCBの会員専用サイトから簡単に一括払いに変更することができますので、通常の年会費無料カードでは受けられないサービスを、ひと手間加えるだけで受けられるようになるのもグッドでしょう!!
特にこれから海外旅行に行こうとしている方はJCB EITがあれば最高の保証を受けることができますので、お守りがわりに作っておくことをオススメしますよ♪