キャッシュレス決済がどんどん普及していますが、その中でも今後主役になると言われているのがQRコード決済です。
中国ではAlipayなど急速に広がっていますが日本ではまだまだ広がっていません。
origamiやLINE Pay、楽天Payなど色々出ているんですが正直利用できる店舗は少ない状況。
しかし、ソフトバンクとYahoo! が始めたPayPay(ペイペイ)ならそれを打破してくれそうな感じがしています。
理由は簡単で、事業者と利用者の双方にメリットがあるから。
今回は利用者と事業者、双方のメリットを詳しく紹介していきたいと思います。
目次
PayPay(ペイペイ)とは??
PayPay(ペイペイ)はソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社であるPayPay(ペイペイ)株式会社が運営しているQRコード決済です。
利用者はスマホとクレジットカードがあればすぐに利用でき、事業者側も必要な機器はスマホのみ。
クレジットカード決済の場合はどうしても読み取るための機会が必要でしたが、そのような機会を必要としないのもQRコード決済のメリットです。
また、初期投資0円、月額固定費0円と店舗が導入する上での金銭的なハードルはありません。
PayPay(ペイペイ)の利用者におけるメリット
メリット①:支払いがスムーズ
QRコード決済はクレジットカードを店舗側に読み取って貰う必要がないので、支払いの時間が非常短くて済みます。
店舗に用意されているQRコードを読み取って支払い金額を入力すればすぐに決済ができてしまいますよ。
店舗側に料金が反映されたQRコードを用意してもらった場合は、金額を入力する必要もありません。
クレジットカードの場合はサインが必要な場合もありますし、その場合と比較したら1/10に短縮される場合もあります。
メリット②:ソフトバンクグループでの利用でPayPayが貯まる
PayPayのサービスが開始されて利用できる場所が多くなってきました。
さらにヤフーやソフトバンクの特典がTポイントからPayPay残高に変わってきています。
様々なところでPayPayが貯めやすくなりました。
メリット③:ボーナスが還元される
PayPay(ペイペイ)は支払いでポイントも付与されます。
支払い金額の0.5%相当のPayPayボーナスが貰えるんです。
もし、10,000円の支払いをしたら50PayPayボーナスが付与されますよ。
還元率は0.5%とそこまで高くはありませんが、ないよりは全然マシです!!
ただし、毎月上限が5,000円相当と決められているので注意してください。
とはいえ、5,000円のPayPayボーナスを受け取るには100万円の支払いが必要になりますから、該当者はかなり少ないと思います。
メリット④:クレジットカードポイントと2重取りが可能
またPayPay(ペイペイ)を利用時の優先度は下記の通り。
- PayPayボーナス
- Yahoo!マネー
- クレジットカード
始めにPayPayボーナスが利用され、足りない場合はYahoo!マネーが利用されます。
それでも足りない時はクレジットカード払いになるという流れです。
ただし2つ以上の支払いを併用することはできないので注意してください。
PayPayボーナス、Yahoo!マネーがない場合は直接クレジットカード払いになりますよ。
もちろん、この場合はPayPayボーナスの0.5%に加えてクレジットカードのポイントも貰えます。
ポイントの2重取りができるので、PayPay(ペイペイ)が利用できるとことは積極的に利用していきましょう。
ちなみに還元率が高いクレジットカードを利用すればその分、節約効果を高めることができよ。
下記記事で詳しく解説していますので、是非一読してみてください。
導入店舗側のメリット
メリット①:導入するコストが0円
先ほどもちょこっと紹介しましたが、導入する上でのコストが一切かかりません。
必要なのはスマホ、またはタブレットだけ。
だれでも簡単に利用できますし、慣れていない人でも数回取引すればすぐに使えるようになります。
メリット②:決済手数料が3年間は0円
一番大きなメリットは決済手数料が3年間は0円ということ。
今までのクレジットカード決済や電子マネー決済だとどうしても店舗側は決済手数料を支払わなければいけませんでした。
例えば楽天Payでも3.24%(ブランドにより3.74%)の決済手数料がかかります。
もし10,000円をクレジットカード決済したら300円以上の手数料になるわけですから。これは大きな負担です。
しかし、PayPay(ペイペイ)は3年間決済手数料0円が確定しています。
店舗側の負担は一切ありませんよ。
ちなみに3年後は今の所決まっていませんが、手数料無料を継続、有料になったとしても最低水準の手数料にするという噂があるようです。
メリット③:Alipayにも対応
PayPay(ペイペイ)は嬉しいことにAlipayまで対応しています。
PayPay(ペイペイ)のQRコードを見せればAlipay決済ができるということです。
中国観光客はAlipayで支払いたいという方がたくさんいますので、使えると使えないとでは売り上げに大きく影響してきます。
中国の方を逃しません。
ちなみにこちらは2019年9月30日までは決済手数料が0円。
3年間ではないのが残念ですが、それでも店舗としては十分ありがたいはずです。
まとめ
今回はPayPay(ペイペイ)について紹介してきました。
利用者、事業者ともにメリットしかなく、デメリットになる部分はいまのところありません。
特に事業者側は3年間決済手数料が0円になるのは大きいと思いますよ。
消費税が10%になりましたが、キャッシュレス決済の場合は増税分がポイントで還元されるという話がでていますので、これが確定した場合、お客さんの多くが現金を使わなくなるでしょう。
店舗としてもキャッシュレス決済に対応していないと売り上げが落ちる可能性が高いので早めの対策が大事です。
また、利用者はクレジットカードのポイントとPayPayボーナスの2重取りができるため、割引効果も高いです。
PayPay(ペイペイ)を利用できる店舗を見つけたらこちらを優先するようにしてくださいね♪