WebMoneyを利用している人は“WebMoney Card”も聞いたことがあると思います。
WebMoneyをリアル店舗でも利用できるようになるということで、どんなカードか気になったこともあり、先日作成してみました。
このWebMoney Cardに関しては意外と利用している人も少なく、謎の多いカードという印象があるかもしれません。
今回はとりあえず作成してみて、メリットやデメリットなど理解できましたので、簡単に紹介していきたいと思います。
どちらかといえば、クレジットカードを持てない人や持ちたくない人にメリットがあるカードかな~と感じましたよ。
目次
WebMoney Cardとは??
WebMoney Cardは電子マネーである”WebMoney”をリアル店舗でも使えるようにしたカードになります。
クレジットカードではなく、プリペイドカードなので作成するには審査不要。
基本的に成人ならば誰でも作成ができます。
また、未成年でも親権者の同意があれば作成可能です。
個人的にはチャージ分しか利用できないので、親が子供に持たせるカードとしてもありかなと思いました♪
WebMoney Cardのスペック
WebMoney Cardは以前、ゴールドのWebMoney CardとシルバーのWebMoney Card Liteの2種類がありましたが、現在はWebMoney Cardのみとなっています。
スペックは下記の通りです。
一人一枚しか作成できません。
また、知っておかなければいけないのはチャージの上限が10万円というところでしょうか。
上限が10万円ということは10万円を超える買い物はできないということになります。
また、5年ごとに更新が必要ということも覚えておきましょう。
ちなみに本人確認機能があるので、セキュリティ面も問題ありません。
なんかあったとしてもチャージ分しか利用できませんから、そこも安心できますね♪
WebMoney Cardのチャージ方法
WebMoney Cardへのチャージは下記の2通りの方法があります。
- アプリからチャージ
- お店でチャージ
アプリでチャージ
アプリからチャージする場合は下記の方法が選べます。
- 三菱東京UFJ銀行
- インターネットバンキング
- クレジットカード
- プリペイド番号を引継
特に注意が必要なのはプリペイド番号を引継ぎする時です。
この場合は4%の手数料がかかってしまいます。
1,000円なら40円、10,000円なら400円と、なかなか大きな金額なので、できればこの方法は使わないほうがいいと思いますね(^^;;
お店でチャージ
下記のお店からWebMoney Cardにチャージすることも可能です。
- ローソン
- セブンイレブン
- auショップ
- 自由空間
各ショップでチャージ方法が違ってきますので、こちらのサイトで確認してみてください。
わからない場合は店員さんに聞くほうがいいかもしれません。
WebMoney Cardのメリット
ではここからはWebMoney Cardを持つことでどんなメリットがあるのか、具体的に紹介していきます。
ポイントが還元される
WebMoney Cardはプリペイドカードではありますが、加盟店で利用するとポイントが還元されます。
WebMoney Cardを作成後3ヶ月間は利用金額1,000円ごとに10円分のWebMoney、その後は1,000円ごとに5円相当分のWebMoneyが貰えます。
3ヶ月間は還元率が最大1%、その後は0.5%ということですね♪
ただし、”WebMoney Cardが使える = 加盟店ということではない“のでそこは注意しましょう。
ここは結構勘違いしやすい部分です。
WebMoney加盟店とは公式サイトによると…
WebMoneyカードケース(WebMoney公式アプリ)又は、WebMoney Card裏面のプリペイド番号によるお支払いのこと
このように記載されています。
ちなみにWebMoney加盟店はこちらから検索できますので、気になる方はチェックしてください。
残念ながらリアル店舗での利用はポイント還元対象外になります。
使いすぎることがない
先ほども言ったようにWebMoney Cardはクレジットカードではなく、プリペイドカードです。
チャージした分しか使えませんので、クレジットカードでありがちな「ついつい使い過ぎちゃった」ということがありません。
自分の欲求になかなかブレーキをかけることができない方は、WebMoney Cardが強制的にブレーキをかけてくれるので、安心して利用することができます。
また、毎月の予算を決めている人もその分しかチャージしておかなければ絶対にその予算内に収めることができますよ♪
WebMoneyが使いやすくなる
WebMoney Cardを作ることにより、WebMoneyが加盟店以外でも利用できるようになります。
WebMoneyユーザーにとってはこれが一番大きなメリットでしょう。
amazonやYahoo! 、楽天、Mastercardが利用できるお店ならどこでも利用できるようになりますよ♪
ただ、上記でもいったようにポイント還元の対象外ですので、その点は注意しましょう。
WebMoney Cardのデメリット
WebMoney Cardはメリットだけでなく、デメリットや注意点も、もちろんあります。
自分が感じたポイントを紹介します。
一括払いしかできない
WebMoney Cardでは複数回払いに対応していません。
お店で使うときには”1回払いで“といいましょう。
複数回払いをしたい人はWebMoney Cardではできませんので、残念ながらクレジットカードを作成するしかありません。
年会費無料で作成できるクレジットカードは下記にまとめてありますので、気になる方は参考にしてください。
Mastercard加盟店でしか利用できない
WebMoney Cardの国際ブランドはMastercardです。
よって、Mastercardに対応していない店舗ではWebMoney Cardで支払うことはできません。
しかし、最近はクレジットカード払いができるお店でMastercardが使えないというお店はほとんどありませんので、気にしなくてもいいと思いますね♪
念のため覚えておくようにしてください。
クレジットカードと併用ができない
また、WebMoney Cardはクレジットカード払いと併用ができません。
使用する場合は利用金額分を必ず先にチャージしておくようにしてください。
WebMoney Cardのまとめ
自分は作成してみましたが、クレジットカードの方が使いやすいですし、リアル店舗でもネット通販でもポイントも貯まるので、あまりメリットが見つけられませんでした。
恐らくそのままカードケースの中に封印されるような気がします 笑
クレジットカードをどうしても持ちたくないという人、または子供に持たせるカードとしてはいいかなと思います。
使いすぎを防止できるというのは大きなメリットだと思いますね♪
しかし、正直なところ同じシステムを利用しているau WALLETとはお得感が全然違いますので、節約家の人にはあまりオススメできません。
せめてau WALLETと同様にリアル店舗の利用でもポイント付与の対象になって欲しいです。