百貨店の「友の会」を比較するとどこがお得!? メリット・デメリットのまとめ

高島屋、伊勢丹、三越。東急百貨店など首都圏の方であれば、百貨店によく行かれる方も多いはずです。

ちょっと支払い方法を確認してください。

いつも現金払いしていませんか?

実はその現金払いのみで決済されている方大きく損をしている可能性がありますよ

「百貨店友の会」を利用することによって大幅な特典や割引をうけることが可能なんです。

今回は具体的に「百貨店友の会」ってなに?どんな特典があるの?というところについて各社の比較・メリット・デメリットを含めて徹底解説していきます。

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百貨店友の会とは

概要

百貨店友の会とは毎月一定額を積み立てし、満期にはボーナス分を加算した商品券をもらえる会員の集まりのことです。

積立定期預金に近いサービスですが、利回りが抜群です。

毎月一定額をつみたてることによって、貯金感覚で利用できます。

仮に毎月10,000円積み立てたとすると、1年後には1万円増額された、130,000円分の商品券がもらえます

単純な利回りでも8.3%です。

また、一気に積み立てるわけでなく、1万円づつ積み立てるので、年利換算すると15.38%にもなり、下手な定期預金の利回りの1,000倍以上もあるお得な会です。

しかも解約も自由なのでいつでも解約することができます♪

解約手数料などもかかりませんので、気楽に始めることができ、気に入らなければすぐに解約してしまっても問題ありません

積み立てる期間もかなり短く、主体が6か月または12か月となるものが多いです。

金額もお手軽に月々5,000円程度から積み立てることができるので、家計の負担になることも少ないですよ。

どうやって入会するの?

入会するのが簡単なのもこの「百貨店友の会」のメリットです。

クレジットカード会社や銀行などの金融機関などと違って審査や面倒くさい手続きがあるわけではなく、デパートにいって友の会カウンターにいって、かんたんな手続きを済ますだけですので、誰でも簡単に入会することができます。

必要なものは「印鑑」と「初回積立金」、たったこれだけです。

入会申込書に記入、押印して初回の積立金をお支払いすれば、会員証を受け取ることができます。

百貨店友の会のメリット

なんといっても驚異的な利回りの高さ

やっぱりこの友の会は利回りの高さが大きなメリットです。

今の時代預金しても高くても0.1%程度、株の配当も高くても4%超程度、不動産もリスクをとっても10%程度ですよね?

それがこの「友の会」ですと、なんと年利換算利回り15.38%!!

驚異的な利回りになっているんです!!

さらに株や不動産と違い価格変動がなく、デパートが倒産しない限り安定した一定額の利回りが約束されます。

これだけの高利回りで極めてリスクが低いサービスというのもなかなか珍しいでしょう♪

高い利回りですが、税金はかかりません

株の配当、譲渡益、預金の利息などの所得には20%程度の税金がかかってきてしまいます。

しかし友の会ではもらえるものがお金ではなく、商品券なので、税金0円。

要は課税対象ではないんです!!

20%の税金が非課税であることを含めて計算すると実質利回りはさらに上がり、なんと20%近くになります。

いかにこの「友の会」が他の金融商品などと比べてお得かご理解いただけたかと思います。

かなりインパクトがある数字ですよね。

商品券がもらえる以外にも優待特典あり

なんとこの「友の会」は上記のように高い利回りの他にクレジットカードばりの優待特典が付帯してくることがあります。

主に買い物が5%OFFになったり、提携しているホテルやレストランなどが割引になったりなど友の会のデパート利用で優待特典があるのはもちろんのこと、他の施設で利用した場合もお得に利用できる優待もあるんです。

優待内容については、提携施設や友の会によってまちまちですが、基本的にはホテルやレストランについては10%OFF、レジャー施設やゴルフ場については100円~500円引き、美容室・エステなどについては10%OFF~50%OFFになります。

他にもさまざまな優待店舗サービスがあります。

クレジットカードの優待と似ていますので、クレジットカードを持っていない方はこの「友の会」に入会してみても良いかもしれませんね♪

あまり百貨店を利用しない方でも、ホテルやレストランなどをよく利用される方であれば、少額の積み立てをして、この優待施設の優待サービスをうけてみるのも良いでしょう。

また、満期が到達したときに継続することも解約することも自由なのですが、もし継続した場合、粗品などを受け取ることができるデパートなどもあります。

百貨店友の会のデメリット

利用できる場所が限られる

当然なのですが、やはり使えるところはその「友の会」が発行しているデパートのみなので、利用方法が限られてしまうのはデメリットといえるでしょう。

また、換金率が高いギフトカードなどの金券にも交換することはできないなど、使用用途にも若干ではありますが拘束があります

金券に交換できれば最高ですが、ここは利回りが高い分しょうがないところだと思いますね(^^;;

デパートが倒産した時は半分しか戻ってこない

また元本割れしてしまう可能性があり、デパートが万一倒産してしまったときには、半分しか積立額がもどってきません。

 

もっとも中途解約が自由で、積み立てした金額すべて戻ってきますし、解約手数料もかからないので、危ない噂が流れてきたら早めに解約してしまいましょう。

とはいえ、これが起こる可能性はかなり低いと思います。

代表的な百貨店友の会の比較

ここで代表的な百貨店友の会についてご紹介します。

デパート名友の会の名前積立コース満期時ボーナス優待特典
高島屋ローズサークル5,000円・満期時に積立金に1ヶ月分の金額を増額・中元・歳暮期に5%割引の優待券を貰うことができる。
10,000円・観劇コースは所定の日に観劇へ招致
(1部負担金あり)
・提携ホテル・レストランなどで優待割引
30,000円・高島屋文化催に本人1名のみ無料入場
50,000円
5,000円観劇コース
(関東のみ)
伊勢丹エムアイ友の会5,000円・満期時に積立金に1ヶ月分の金額を増額・提携ホテル・レストランなどで優待割引
三越10,000円・6か月コースは2,000円のボーナス
丸井今井20,000円
岩田屋30,000円
50,000円
5,000円(6か月)
大丸JOYCLASS5,000円・満期時に積立金に1ヶ月分の金額を増額

・提携ホテル・レストランなどで優待割引

松坂屋10,000円・6か月コースは0.4ヶ月分・中元、歳暮ギフトを一部優待価格で利用
30,000円・会報誌を希望者へ送付
5,000円(6か月)

上記のようにこの「百貨店友の会」はデパートによって利率に差が出ることがありません。

優待内容についてもそこまで大差がないため、本当に利用するデパートの「友の会」を選ぶことが重要となってきます。

他にも〇〇〇百貨店と名前のつくものはこの「友の会」のサービスを提供しているところが多いので、百貨店を利用されている方は一度この「友の会」があるかどうか調べてみると良いと思いますよ♪

「百貨店友の会」を有効活用するために

この「百貨店友の会」は1年もしくは6か月後の受取でなければ、ボーナスを受け取ることができません。

なので、いつ満期に設定するか悩ましいところではあると思いますが、やはりイベントごとに合わせて満期に設定するのが良いかと思います。

恋人との記念日、クリスマスプレゼント、子供の入学祝いなどのイベントに合わせて、満期を設定すると良いでしょう。

普段より豪華なものがプレゼントされたらきっとあなたの大事な人も喜ぶこと間違いなしです。

また商品を購入するときには、ディスカウントショップなどで安価で販売されている商品を購入するのでなく、どこの店でも定価販売されている商品を購入す方がよりお得度は増しますよ♪

まとめ

この「百貨店友の会」は利回りの高さ、安全性からとってもお得なサービスです。

金融商品ではなかなかここまでのサービスを提供するのは難しいでしょう。

商品券もさることながら、提携店舗での優待サービスを受けることができるのも特徴の1つです。

提携店舗はデパートによってまちまちでレストラン、ホテルなどの優待サービスが基本的には多いですが、デパートによってはエステ、ウェディング、人間ドック、自動車教習所など「こんなことにも使えるの?」というサービスが数多くあります。

お手軽に始めることができ、解約も自由なので、百貨店を利用される方は入会しなきゃ損なサービスです。

この「友の会」を効率的に利用して、もっとお得な買い物をしていきましょう♪

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